保険会社の安全性も比較しよう
- 格付け機関(会社)格付けをチェック
- 保険会社は、保険契約に基づいて、契約者から保険料を受け取り、その中から利益を得ています。保険料は3つの予定率を基準に計算されています。公表されている、年次報告書などを自分自身で調べることで、詳細な部分がチェックできます。また、スタンダード&プアーズやムーディーズなどの専門の格付け機関の保険財務力の格付けをチェックすることでも、安全度を見ることができます。Aの数が多いほうが安全です。
- 3つの予定率
- 予定死亡率
- 過去の死亡者数の男女別、年齢別などの統計をもとに、将来の保険金の支払いのための必要額を計算します。その計算の基準として用いられる死亡率が予定死亡率です。被保険者のうち、実際の死亡者数が少なければ、その分の利益を死差益といいます。
- 予定利率
- 保険会社による資産運用の見込みの利率です。運用益の分、契約者から受け取る保険料を割り引いています。債券や株式などに、お金を分配して運用していますが、見込みより利益が出た場合を「利差益」または「順ザヤ」、見込みより日経平均などの相場が下がり、株式などの評価損が出てしまって、見込みの利率を下回った場合を「逆ザヤ」と言います。時には、経営そのものの安定性にも影響を及ぼすことがあり、また保険料率の高安にもかかわる重要な指標となるものです。
- 予定事業費率
- 保険会社が、契約の募集・締結、維持管理などの事業運営にあらかじめ見込んでいる必要な諸経費の比率。国内大手保険会社と外資系の通販を主とする保険会社では、事業費の内容が大きく異なります。国内大手保険会社は営業所の維持管理と代理店手数料に大きな費用がかかり、通販系の保険会社は宣伝広告費に大きな費用がかかります。
- ソルベンシーマージン比率
- 保険会社は責任準備金で予想の想定内の保険金支払いについては、当然準備しているのですが、大災害や株式の大暴落など、予想していないことが起きてしまったときに、どれぐらい支払い余力があるかを見る指標がソルベンシーマージン比率です。もちろん、比率の数字が大きければ、より安心ということです。保有契約数も伸びていて、ソルベンシーマージン比率が高い水準で、しかも毎年伸びていれば、安心な保険会社です。
- ソルベンシーマージンの項目としては、資本金、価格変動準備金、危険準備金、一般貸倒引当金、その他有価証券の評価差額、土地の含み損益などがあります。
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